カウチサーフィン(Couch Surfing)を使ってチェコ人女性の家に泊めてもらった




前回、前々回の記事で紹介したカウチサーフィン(Couch Surfing)というSNS

カウチサーフィン(以下CS)というのは、簡単に言えば旅行者や旅人のためのSNSで、ユーザーはコンタクトを取ることが出来た現地のユーザーの家に無料で泊めてもらえることが出来ます。

宿代が浮くだけではなく、現地の生活を肌で体験することが出来、なおかつ外国人の友達も出来る。

昼は観光地を回り、夜はホテルに泊まるだけ、という普通の旅行に飽きてきている人にはもってこいのサービスです。

今回はぼくがチェコに旅行に行った際に、実際にゲストとして泊めてもらったときの体験をレポートしてみたいと思います。

カウチサーフィン(Couch Surfing)で現地の人の家に泊めてもらおう その1【登録編】

2017.09.18

カウチサーフィン(Couch Surfing)で現地の人の家に泊めてもらおう その2【ホストの探し方編】

2017.09.19

 

チェコでカウチサーフィン

受けて入れてくれたのはチェコ人女性

今回は中・東欧に一か月くらい行ってきたのですが、毎回ホテルに泊まるだけの味気ない旅にはしたくないなと思い、チェコでCSを利用してみようと考えました。

何人かにカウチリクエストを送ってみてから数日が経ち、「なんか返信率悪いなぁ」などと思っていた矢先、一人の女性から受け入れ可能の返信が!

彼女のプロフィールをもう一度確認してみると、なんと年齢は25歳

「こ、こんな若い子の家に俺みたいなおじさんが泊まっていいのか!?」

そんな葛藤は直ぐに忘れ去り、気が付くと現地人との交流や英語の勉強なんかよりむしろ「外国の若い女の子の家に泊まれること」ばかりが楽しみになってしまい、当初の目的を完全に忘れている自分がいました。

しかし、CSの理念はあくまで旅人同士の交流の場の提供

「若い女の子だからってなんだ。俺も文化交流が目的なんだ」と全く力のない声で自分に言い聞かせます。

そして、そんなテンションMAXの状態のまま当日を迎えることになりました。

 

ヴァーツラフ広場で待ちぼうけ

ホストのテレサはその日仕事があるということなので、落ち合うのは夜からになりました。

待ち合わせまで時間があるので、とりあえず市内を観光をすることに。

<ヴィシェフラドからプラハ城の眺め>

<ジョン・レノンの壁>

<旧市街広場>

<ヴァーツラフ像と国民博物館>

ホストと一緒に観光できたら最高だったのですが、こればっかりは仕方ありません。一人で市内をうろうろします。

そして、あれよれよと約束の時間。

ぼくは人を待たせることがあまり好きではないし、ましてや泊めてもらうのに遅刻なんてしてしまったら大問題です。

約束の15分前にはヴァーツラフ広場に到着し、銅像の裏にあるベンチでとりあえず一服しながら彼女にメッセージを送信。

辺りで楽しそうに話をしている家族連れや若者達を何の気なしに眺めながら、高まる鼓動をなるべく落ち着かせようとします。

かれこれ待つこと15分。

約束の時間になったので、そろそろ彼女も着くころだろうと思いながら、スマホを確認します。

が、彼女からのメッセージはありません。

どうしたのだろうと訝りながら、もう少し待ってみることにします。

10分…

 

20分……

 

30分…………

 

 

こ、こない………

 

彼女の身に何かあったのか、自分のスマホの調子が悪くなったのか、約束の場所を間違えているのか、などと考えられる理由を必死になって考えます。

そして、これだけは考えたくはなかったのですが、

もしかして連絡なしで約束を破られたのかも…….

しかしその時、幸いなことに彼女からメッセージが。

(テレサ)
「連絡遅れてごめんね。ちょっとおばあちゃんの家に行ってたの。彼女の話がとても長くって全然帰らせてくれなくて。私はもう着くけど、あなたは今どこにいるの?」

なんだ、そうゆうことだったのか。テレサはお婆ちゃん思いの優しい子なのです。

だったら仕方ない。気持ちを入れ替えてもう一度彼女を待ちます。

それから5分後。

なにやら遠くから小走りで駆け寄って来る一人の女性が。

(テレサ)
「あなたが負け犬?会うことが出来て嬉しいわ。それと遅れちゃってほんとにごめんね。」

ホストのテレサは満面の笑みでそう言うと、緊張するぼくに暖かいハグで挨拶してくれました。

そんな彼女にぼくは、

ぼく
「いや、いいんだ。君のためならぼくは何時間だって待てるさ」

なんてことはもちろん言ってません。

 

ホストとの楽しい会話

その後、まだ夕食が済んでいないことを彼女に伝えると、

「そうなのね。テイクアウト出来るごはんと言ったらケバブとかピザになっちゃうけど、それだと嫌よね?」

と苦笑いしながら聞いてきます。

前日、郊外のホテルの近くにある味の悪いケバブ屋に入り、一人寂しくもしゃもしゃ夕食をとったことが思い出され、既に夕食を済ませていた彼女には悪いとは思いながらも出来ればチェコのご飯を食べてみたい、ということを正直に伝えました。

すると、彼女は、

「わかったわ。近くに知ってるお店があるからそこに行きましょう」

と快くレストランへ案内してくれました。

お店ではぼく一人が食べものを頼み、彼女はビールだけ飲んでいました。
(お酒は強くないと言っていましたが、1時間半で1Lくらい飲んでもケロッとしていたので、チェコの女性にとってはビールは水みたいな感覚なのでしょう…)

そして、お酒を飲みながら今まで行ったことのある国の話や、趣味の話、そしてお互いの恋愛事情???など色々なことを話しました。

ロック好きだと言う彼女はThe smithのモリッシーが特に好きで、彼の話を楽しそうにずっとしていました。そのときの生き生きした彼女の表情は今でも忘れられません。

出身はチェコの北の方の地域だそうで、数年前にプラハに引っ越してきたとか。

そして両親は既に亡くなってしまった、というようなことをさらっと言っていたのですが、さすがにそのことに関しては深くは聞けませんでした。

それと、彼女はCSでホストをするのは多くても月に一回、その上ゲストは基本的には女性しか受け入れていないらしく、「だからあなたはとてもラッキーなんだからね」と急にツンデレなことを言っていました(笑)

 

終わりに ~チェコでカウチサーフィンを使ってみて~

そんなこんなで、実際にCSを使ってみた体験をレポートしてみました。

見ず知らずの土地で、普通だったら知り合うはずのない現地の人と交流を持つことが出来、かつ家に泊めてもらうえるというのはとても画期的なサービスだと思います。

また、英語を勉強したいと思っている人にはもってこいのサービスだとも思います。

社会人になって休みがあまり取れないと、時間に余裕のない旅行になってしまうのは仕方のないことですが、朝から晩まで観光地を廻るだけではなく現地の人との交流に時間を割くことで、また一風変わった旅行の楽しみ方が出来るのではないでしょうか。

ただ、初めて会う人、ましてや文化の全く異なる外国人の家に泊まるということなので、もしかしたら嫌な思いをしたり、事件に巻き込まれる可能性も十分あります

実際に、過去にはCSを介した事件も起こっているので、女性の方は特に気を付けて使った方がいいです

個人的には今回の体験は非常に楽しかったので、次回旅行に行くときも絶対に使いたいと思っています。

(ただ、家がめっちゃ寒かった…. チェコ人は寒さに強いのでしょうか….)

 

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